アンケート依頼メールの書き方【例文8選】回答率を上げる件名と本文
アンケート依頼メールの例文を、社内向け・顧客向け・取引先向け・イベント後など8パターン紹介。開封される件名の作り方、回答率が上がる本文の構成、送信タイミング、リマインドの間隔まで、そのままコピーして使える形でまとめました。
こえポスト編集部
お客様の声・口コミ活用の専門家チーム
✓この記事でわかること
アンケートは、送る前の「依頼メール」で回答率の大半が決まります。同じアンケートでも、件名と冒頭の3行を変えるだけで回答率が2倍以上変わることは珍しくありません。
この記事では、シーン別の依頼メール例文をそのまま使える形で紹介したうえで、なぜその書き方だと回答率が上がるのかを説明します。
この記事のTL;DR
- 件名に「所要時間」を入れる。「1分」「3問」など具体的な数字が最も効く
- 冒頭3行で「誰に・何を・どれくらいで」が分かるようにする
- 依頼の理由を1文書く。「何に使うのか」が分かると回答率が上がる
- リマインドは3〜4日後に1回だけ。同じ文面を再送しない
1. 回答率を左右する4つの要素
アンケート依頼メールを分解すると、回答率に効くのは次の4点です。
| 要素 | 役割 | 具体策 | |---|---|---| | 件名 | 開封するかどうか | 所要時間・設問数を入れる | | 冒頭3行 | 読み続けるかどうか | 誰に何を頼んでいるかを先に書く | | 依頼理由 | 協力する気になるか | 回答が何に使われるかを1文で | | ボタン・リンク | 実際に押すか | 1つだけに絞る |
とくに効果が大きいのが所要時間の明記です。「アンケートのお願い」だけでは、受け取った側は「面倒そう」としか判断できません。「1分で終わる3問のアンケート」と書かれていれば、判断材料が具体的になります。
設問数と所要時間は、必ず実際より短くならないように書いてください。「1分」と書いて5分かかると、途中離脱するうえに次回以降の信頼も失います。
2. 顧客向け:商品購入後・サービス利用後
件名
【1分・3問】〇〇のご使用感を教えていただけませんか
本文
〇〇株式会社の△△です。 このたびは〇〇をご購入いただき、ありがとうございました。
今後の改善のため、お使いになったご感想を3問だけお聞かせいただけないでしょうか。 1分ほどで終わります。
▼ 回答はこちらから
いただいたご意見は、商品の改良とサポート体制の見直しに使わせていただきます。 ご協力いただける場合は、〇月〇日までにご回答いただけますと幸いです。
ポイントは3つです。
- 件名に「1分・3問」を入れる — 開封の判断材料になります
- 「何に使うか」を書く — 「改善のため」だけでなく、どこに反映するかまで書くと具体性が出ます
- 期限を添える — 期限のない依頼は後回しにされ、そのまま忘れられます
3. 顧客向け:来店後・施術後(店舗)
件名
本日はありがとうございました(30秒のアンケート)
本文
本日はご来店いただきありがとうございました。 〇〇店の△△です。
施術後のお加減はいかがでしょうか。 よろしければ、30秒で終わるアンケートにご協力いただけませんか。
▼ こちらから
お名前はニックネームでも構いません。 いただいたご感想は、スタッフ全員で共有させていただきます。
来店当日〜翌日中に送るのが基本です。時間が経つほど記憶も熱量も薄れ、回答率が落ちます。
「お名前はニックネームでも構いません」の一文は、匿名性への不安を先回りして消すためのものです。実名を求められると身構える人は一定数います。
4. BtoB:取引先・導入企業向け
件名
【所要3分】サービス改善に向けたアンケートのお願い(〇月〇日まで)
本文
いつも大変お世話になっております。 〇〇株式会社の△△です。
このたび、サービスの改善方針を検討するにあたり、 ご利用中の皆さまにアンケートを実施しております。
お忙しいところ恐れ入りますが、5問・3分程度のご回答にご協力いただけないでしょうか。
▼ 回答フォーム
▼ 回答期限 〇月〇日(〇)
いただいたご回答は統計的に処理し、個社が特定される形での公表はいたしません。 ご不明な点がございましたら、本メールにご返信ください。
BtoBでは「個社が特定される形では公表しない」の一文が効きます。回答内容が社外に出るのではという懸念が、回答をためらわせる最大の理由だからです。
社名を出して事例として掲載したい場合は、アンケートとは別に改めて許諾を取ります。手順はお客様の声の掲載許諾の取り方にまとめています。
5. イベント・セミナー後
件名
本日のセミナーはいかがでしたか(2分・アンケート)
本文
本日は「〇〇セミナー」にご参加いただき、ありがとうございました。
次回以降の内容をより良いものにするため、 2分ほどのアンケートにご協力いただけますと幸いです。
▼ 回答はこちら
ご回答いただいた方には、当日の資料をお送りします。
イベント後は当日中の送信が鉄則です。翌日以降になると回答率が大きく落ちます。
「資料を送ります」のような特典を添える場合、回答したことに対して渡すのは問題ありません。一方、口コミサイトへの投稿と引き換えに特典を渡すのは規約違反になります。線引きは口コミ依頼の謝礼は違法?を参照してください。
6. 社内アンケート
件名
【〇月〇日まで・3分】職場環境アンケートへのご協力のお願い
本文
お疲れさまです。総務部の〇〇です。
年に一度の職場環境アンケートを実施します。 回答は匿名で、個人が特定される形での集計・共有は行いません。
▼ 回答フォーム(所要3分)
▼ 期限:〇月〇日(〇)17時
昨年のアンケートでは、休憩スペースの改善と会議時間の見直しを実施しました。 本年も、いただいた意見をもとに具体的な改善につなげます。
社内アンケートで効くのは前回の結果がどう反映されたかを書くことです。「書いても何も変わらない」と思われている状態では、どんな文面でも回答率は上がりません。
7. リマインドメール
件名
【再送・〇月〇日まで】アンケートご協力のお願い
本文
先日ご案内したアンケートについて、改めてご連絡いたします。 すでにご回答いただいた方は、行き違いをお詫びいたします。
回答期限は〇月〇日(〇)です。3問・1分ほどで終わります。
▼ 回答はこちら
リマインドの原則は3つです。
- 3〜4日後に1回だけ送る。何度も送ると印象が悪化します
- 同じ文面を再送しない。件名に「再送」と明記します
- 「すでにご回答いただいた方は〜」の一文を入れる。二重送信の不快感を和らげます
リマインドの設計はアンケートのリマインドメール例文で詳しく解説しています。
8. 依頼メールでやってはいけないこと
設問数や所要時間を書かない
最も多い失敗です。判断材料がないと「あとで」になり、そのまま忘れられます。
リンクを複数入れる
「詳細はこちら」「サービスサイトはこちら」など、リンクが複数あると回答フォームへの遷移率が落ちます。依頼メールのリンクは1つだけにしてください。
実際より短い時間を書く
「1分」と書いて実際は5分かかると、途中離脱するだけでなく、次回以降の依頼も開かれなくなります。
全員に同じ文面を送り続ける
送信チャネルによって適切な長さは変わります。メールは丁寧な構成、LINEは会話調、SMSは簡潔に。チャネル別の文面はレビュー依頼文 自動作成ツールで無料作成できます。
9. 設問そのものが回答率を決める
依頼メールを整えても、開いた先の設問が多ければ離脱します。目安は5問前後です。
「満足しましたか」のような漠然とした質問ではなく、「導入前はどんなことに困っていましたか」のように具体的に聞くと、回答しやすく、そのまま掲載できる文章が返ってきます。
業種別の設問例はお客様の声の質問テンプレート20選と、アンケート質問テンプレート作成ツールを使ってください。
よくある質問
Q. 送信するのに最適な曜日・時間帯は? A. BtoBなら火〜木の午前中、BtoCなら平日の夜または土日の午前が回答率が高い傾向です。詳細はアンケートは何曜日・何時に送るのがベスト?にデータをまとめています。
Q. 回答率の目安はどれくらいですか? A. メール経由の一般的な回答率は5〜15%程度です。既存顧客への依頼で20%を超えれば良好といえます。業種別の目安はアンケート回答率の平均は?を参照してください。
Q. 依頼メールにアンケートの設問を直接書いてもいいですか? A. 設問が1〜2問なら、メール返信で受け付ける方法も有効です。フォームに遷移する手間がなくなるぶん回答率は上がりますが、集計は手作業になります。
Q. 匿名にすると本音が集まりますか? A. 社内アンケートや満足度調査では匿名のほうが率直な回答が集まります。一方、サイトに掲載する「お客様の声」を集めたい場合は、記名を任意にしたうえで掲載可否を確認する形が適しています。
まとめ
アンケート依頼メールで押さえるべきことは4つです。
- 件名に所要時間と設問数を入れる
- 冒頭3行で誰に何を頼んでいるかを伝える
- 回答が何に使われるかを1文で書く
- リンクは1つだけにし、期限を添える
そのうえで、リマインドは3〜4日後に1回。これだけで回答率は明確に変わります。
依頼から回答の収集、自社サイトへの掲載までを一括で行いたい場合は、こえポストが使えます。フォームの作成からメール・LINEでの依頼、集まった声のサイト掲載までを1つで完結できます。
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