理容室・バーバーの口コミの集め方【美容室とは違う戦い方】
理容室は美容室と客層も来店サイクルも異なります。1か月ごとの短いサイクルを活かした依頼設計、フェードやシェービングなど技術の指名につなげる声の集め方、口コミを書き慣れていない男性客への頼み方を、例文つきで解説します。
こえポスト編集部
お客様の声・口コミ活用の専門家チーム
✓この記事でわかること
理容室・バーバーは、美容室と同じ「ヘアサロン」でくくられがちですが、口コミの集め方はかなり違います。
- 来店サイクルが3〜5週間と短い(美容室は2〜3か月)
- 客の多くが同じ店に通い続ける。店選びは一度きりの決断になりやすい
- 男性客は口コミを書く習慣がない人が多い
つまり、新規が入口で店を決めたら長く通う構造であり、その入口を押さえるのが口コミです。そして依頼のハードルは他業種より高い。この記事では、その前提を踏まえた実践方法を解説します。
この記事のTL;DR
- 口コミを書く習慣がない客が多い。その場でQRを見せて完結させるのが最も確実
- 検討者が見ているのは「フェードができるか」「イメージが伝わるか」「一人で行きやすいか」
- 来店サイクルが短いので、依頼は2〜3回目の来店時が通りやすい
- 若い層はInstagramのスタイル写真から流入する。口コミとセットで設計する
1. 理容室選びで見られていること
| 不安 | 知りたいこと | |---|---| | 技術 | フェード・スキンフェードなど、希望の技術に対応できるか | | 意思疎通 | 写真を見せれば伝わるか。「おまかせ」でも変にならないか | | 雰囲気 | 一人でも入りやすいか。常連ばかりで居心地が悪くないか | | 所要時間 | 昼休みに行けるか。予約なしで入れるか |
とくに「雰囲気」は理容室特有の障壁です。個人経営の店は「常連のコミュニティに入れない気がする」という理由で敬遠されることがあります。
「初めてでも気を遣わずに過ごせた」「無理に話しかけられなかった」といった声は、公式サイトには書きようがない情報で、新規客の背中を押します。
2. 依頼のタイミング:2〜3回目の来店時
初回来店時は、まだ店を評価しきれていません。一方、来店サイクルが3〜5週間と短いため、2〜3回目には常連の入口に立っています。この時期が最も依頼が通ります。
「気に入って通い始めた」という自覚が生まれた頃なので、協力してもらいやすくなります。
声かけ例文(施術後・鏡の前で)
「いかがですか。後ろも見てみてください。
——ありがとうございます。 実は、うちみたいな個人の店って、初めての方が入りにくいと思われがちで。 もしよろしければ、Googleに一言だけ書いていただけませんか。 30秒で終わりますし、ニックネームで大丈夫です。 『初めてでも入りやすかった』の一言だけでも、本当に助かります」
書く内容の負担を下げるのがポイントです。「一言だけ」「〇〇だけでも」と伝えると、長文を書かなければという心理的な壁がなくなります。
3. 男性客に書いてもらうコツ
男性客は口コミを書く習慣が相対的に薄い層です。承諾率を上げるには、その場で完結させます。
QRコードを鏡の前に置く
会計時ではなく、鏡の前に小さく置いておきます。仕上がりを確認している数十秒が最も気持ちが動いている時間だからです。
QRコードはQRコード作成ツールで無料作成できます。
「その場で」お願いする
「あとでLINEで送ります」は、ほぼ書かれません。店を出た瞬間に日常に戻るためです。目の前でQRを読み取ってもらうところまでを一連の流れにしてください。
星だけでもよいと伝える
「文章はなくても、星だけでも構いません」と伝えると、承諾率が上がります。星のみの投稿でも件数と評価には反映されます。書ける人は結局書いてくれます。
4. 聞くべき質問
自社サイト用の声を集めるなら、次の設問が有効です。
- どんなきっかけで当店を知りましたか
- 初めて来店されたとき、不安だったことはありますか
- 希望のスタイルは伝わりやすかったですか
- 他店と比べて、当店を選んで続けている理由は何ですか
- 同じように店を探している方にひとことお願いします
4番目は、リピーターにしか答えられない設問です。理容室は継続利用が前提の業態なので、「なぜ通い続けているか」が最も価値のある情報になります。
質問セットはアンケート質問テンプレート作成ツールでも作成できます。
5. Instagramと口コミをセットで設計する
若い層のバーバー選びは、Instagramのスタイル写真から始まります。
- Instagram → 技術力と作風を伝える
- Google口コミ → 接客・雰囲気・入りやすさを伝える
この役割分担が有効です。Instagramのプロフィールに予約リンクとGoogleマップへのリンクを置き、投稿では「初めての方も気軽にどうぞ」と伝えます。
写真だけでは「上手そうだが、自分に似合わせてくれるか分からない」という不安が残ります。そこを口コミが埋めます。Instagram経由の設計はInstagramでお客様の声を集める方法を参照してください。
6. 集めた声をどこに置くか
Googleビジネスプロフィール 「〇〇駅 バーバー」「理容室 フェード 〇〇市」の検索で最初に見られます。返信は必ず行ってください。返信文は口コミ返信文ジェネレーターで作成できます。
自社サイトの予約ボタンの上 「初めてでも入りやすかった」という声を置きます。
スタイル写真の横 技術に触れた声を、該当するスタイルの写真の近くに置くと、技術と評価が結びついて伝わります。
7. やってはいけないこと
- 満足した常連にだけ依頼する(レビューゲーティング)→ 詳しくはこちら
- カット代の割引と引き換えに依頼する → 詳しくはこちら
- 同じ常連に何度も投稿を頼む — Googleでは上書きされ、不自然にも見えます
よくある質問
Q. 常連ばかりで、新規の口コミが増えません。 A. 常連には自社サイト用のアンケートを、新規にはGoogleの口コミを依頼する形で使い分けてください。新規のほうが「初めて来た人の視点」を書けるため、新規獲得には効果的です。
Q. 高齢のお客様が多く、スマートフォンでの投稿が難しいです。 A. 紙のアンケートを用意し、自社サイト掲載用の声として活用してください。手順は紙のアンケートをデジタル化する方法にまとめています。シニア層への依頼はシニア世代からお客様の声を集める方法も参考になります。
Q. シェービング(顔そり)の良さをどう伝えればいいですか。 A. 顔そりは理容室でしか受けられない施術(美容師は原則不可)ですが、体験したことがない人には価値が伝わりません。「初めて顔そりをしてもらったが、想像以上に気持ちよかった」という声は、新しい需要を生む力があります。設問で意識的に聞いてください。
Q. 何件くらい必要ですか。 A. 商圏が狭い業態なので、駅周辺の競合上位3店の平均が目標になります。目安はGoogle口コミの目安は何件?を参照してください。
まとめ
- 依頼は2〜3回目の来店時、鏡の前で。会計時ではない
- 「一言だけ」「星だけでも」と伝えて心理的な負担を下げる
- QRコードは鏡の前に置き、その場で完結させる
- 「初めてでも入りやすかった」という声が、新規獲得に最も効く
依頼から掲載までを仕組みにするならこえポストが使えます。
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