ホテル・旅館の口コミを増やす方法【依頼例文・掲載戦略付き】

ホテル・旅館・民泊の口コミを増やして集客につなげる方法を解説。依頼のタイミング、例文テンプレート、OTA依存から脱却する自社サイトへの掲載戦略まで、宿泊業の口コミ集客に特化したガイドです。

こえポスト編集部

お客様の声・口コミ活用の専門家チーム

この記事でわかること

「じゃらんや楽天トラベルの口コミは数件あるけど、自社サイトには何も載せていない……」

宿泊施設にとって、口コミは予約率を左右する最も重要な要素です。TripAdvisorの調査では、旅行者の**81%**が予約前に口コミを「必ず読む」と回答しています。

しかし多くのホテル・旅館では、OTA(予約サイト)の口コミに頼りきりで、自社での口コミ収集・活用ができていないのが現状です。

この記事では、ホテル・旅館・民泊の口コミを増やす方法から自社サイトでの活用戦略まで、宿泊施設に特化して解説します。

この記事のTL;DR

  • 口コミ依頼のゴールデンタイムはチェックアウト時の声かけ翌日のフォローメールの2回
  • OTA(じゃらん・楽天トラベル等)の口コミは自社の資産にならない。並行して自社サイトにも蓄積する
  • 依頼はポジティブな反応があった瞬間に。QRコード付きサンキューカードが定番
  • ネガティブな口コミにも返信テンプレートで丁寧に対応すると、読んだ予約検討者の信頼が上がる

宿泊施設の口コミが特に重要な理由

理由1: 宿泊は「高関与商品」

数千円〜数万円の宿泊費は、日常的な買い物と比べて失敗したくないという気持ちが強いです。そのため、口コミによる第三者の評価が購買決定に大きく影響します。

理由2: 写真だけでは伝わらない「体験」がある

ホテルの公式サイトには綺麗な写真が並びますが、実際の雰囲気・スタッフの対応・清潔感は写真では分かりません。口コミは、これらの「体験」を伝える唯一の手段です。

理由3: OTAの口コミだけでは不十分

じゃらん・楽天トラベル・Booking.comなどの口コミは重要ですが、自社サイトで直接予約を増やすためには、自社サイトにも口コミを掲載する必要があります。


宿泊施設の口コミを増やす7つの方法

方法1: チェックアウト時に口頭で依頼する

最も自然で効果的な方法です。お客様が「楽しかった」「いい滞在でした」と言ってくれた瞬間を逃さず依頼しましょう。

声かけ例:

「ご滞在はいかがでしたか?楽しんでいただけたようで嬉しいです。もしよろしければ、アンケートにご感想をいただけると、今後のサービス向上の参考になります。こちらのQRコードから1分ほどで回答いただけます。」

ポイント:

  • 「楽しかった」「よかった」というポジティブな反応があった時に依頼する
  • フロント全員が自然に声かけできるよう、ロールプレイングで練習する
  • QRコード付きのサンキューカードを用意しておく

方法2: チェックアウト翌日にメールで依頼する

お客様が帰宅して日常に戻った翌日は、旅行の余韻が残っている絶好のタイミングです。

メール例文:

件名:ご宿泊ありがとうございました — ○○ホテルより

○○様

先日は○○ホテルにご宿泊いただき、誠にありがとうございました。 ご滞在はいかがでしたか?

もしよろしければ、簡単なアンケートにご感想をお聞かせいただけますか? いただいたお声は、サービス改善とウェブサイトでのご紹介に活用させていただきます。

▼ 感想を書く(1分で完了) [リンク]

○○様のまたのお越しを、スタッフ一同心よりお待ちしております。

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方法3: 客室にQRコード付きカードを設置する

ベッドサイドやデスクに、口コミ依頼カードを置いておく方法です。

カードの内容例:

「ご滞在の感想をお聞かせください」 QRコード 「お客様の声が、私たちの宝物です」 「次のゲストの参考にもなります」

設置のコツ:

  • 和紙や厚紙など、施設の雰囲気に合った素材で
  • チェックイン案内と一緒に渡すのも効果的
  • Wi-Fiパスワードカードと並べて置くと目に留まりやすい

方法4: 予約確認メールに「チェックアウト後のお願い」を予告する

チェックイン前から口コミ依頼を予告しておくと、チェックアウト時のハードルが下がります。

予約確認メールへの追記例:

※チェックアウト後、簡単なアンケートをお送りいたします。ご滞在の感想をお聞かせいただけると幸いです。


方法5: 特別な体験の直後に依頼する

記念日ディナー、貸切風呂、ガイドツアーなど、特別な体験の直後はお客様の感動が最も高まっているタイミングです。

声かけ例(記念日ディナー後):

「お誕生日おめでとうございます!素敵なお時間をお過ごしいただけましたか?もしよろしければ、今日の感想をこちらにお書きいただけると嬉しいです。」


方法6: リピーターに直接お願いする

リピーターのお客様は、施設への愛着が深く、最も質の高い口コミを書いてくれる存在です。

声かけ例:

「いつもご利用いただきありがとうございます。○○様のように長くお付き合いいただけるお客様の声が、新しいお客様にとって一番の参考になります。よろしければ、一言ご感想をいただけませんか?」


方法7: SNS投稿をお客様の声として活用する

InstagramやXに「#○○ホテル」のハッシュタグで投稿してもらい、許可を得て自社サイトに掲載する方法です。

促進の仕方:

  • 館内にフォトスポットを設置する
  • ハッシュタグを客室やロビーに掲示する
  • チェックイン時に「SNSへの投稿も歓迎です」と伝える

声を集める仕組みを5分で作る

依頼文の作成からフォーム設置、サイトへの自動掲載まで。こえポストなら声を集めるワークフロー全体を自動化できます。

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宿泊施設ならではの質問テンプレート

一般的な「ご感想をお聞かせください」では、漠然とした回答しか集まりません。宿泊施設に特化した質問で、具体的で説得力のある口コミを引き出しましょう。

おすすめの質問

  1. 今回のご宿泊の目的は何でしたか?

    • 家族旅行/カップル旅行/ビジネス/記念日 etc.
    • →同じ目的の旅行者が共感しやすくなる
  2. 当館を選んだ決め手は何でしたか?

    • →自施設の強みを客観的に把握できる
  3. 滞在中、最も印象に残ったことは何ですか?

    • →具体的なエピソードが集まる
  4. 改善してほしい点はありますか?

    • →サービス向上のための貴重なフィードバック
  5. 総合評価をお願いします(5段階)

    • →定量データとして分析可能
  6. 友人や家族にすすめたいと思いますか?

    • →NPS的な指標として活用

業種別のアンケート質問テンプレート →


自社サイトへの口コミ掲載戦略

なぜOTAの口コミだけでは足りないのか

| | OTA口コミ | 自社サイト掲載 | |---|---|---| | コントロール | プラットフォーム任せ | 自分で選択・配置 | | デザイン | 統一フォーマット | ブランドに合わせて自由 | | 直接予約への導線 | OTA経由予約へ | 自社サイトから直接予約へ | | 手数料 | OTA手数料15〜20% | 自社予約なら0% |

自社サイトに口コミを掲載する最大のメリットは、OTA手数料を削減できる直接予約の増加です。

効果的な掲載場所

  1. トップページ — ファーストインプレッションで信頼を獲得
  2. 客室紹介ページ — 各客室タイプの口コミを表示
  3. プラン紹介ページ — プランごとの満足度を表示
  4. 予約フォームの直前 — 予約の最後の一押し
  5. お客様の声専用ページ — SEO対策+網羅的な社会的証明

掲載するクチコミの選び方

  1. 具体的な体験が書かれているもの — 「料理が美味しかった」より「夕食の鮎の塩焼きが絶品でした」
  2. ターゲット層と同じ属性のお客様 — 家族向けプランなら家族連れの声を
  3. 写真付きのもの — 客室や料理の実際の写真が信頼感UP
  4. 最新のもの — 半年以上前の口コミは古い印象を与える

口コミ対応のベストプラクティス

ポジティブな口コミへの返信

○○様、素晴らしいお言葉をありがとうございます。 [具体的な内容]についてお褒めいただき、スタッフ一同大変嬉しく思っております。 次回お越しの際は、[季節のおすすめ]もお楽しみいただけます。 ○○様のまたのご来館を心よりお待ちしております。

ネガティブな口コミへの返信

○○様、貴重なご意見をいただきありがとうございます。 [具体的な指摘]につきまして、ご不快な思いをおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。 いただいたご指摘を受け、[具体的な改善策]を実施いたしました。 次回お越しの際には、改善された○○をご体感いただければ幸いです。

クチコミ返信テンプレート集 →


よくある質問

Q. じゃらんや楽天トラベルの口コミと自社サイトの口コミ、どちらを優先すべきですか? A. 新規予約の入口として即効性があるのはOTAの口コミですが、OTAの口コミは手数料のかかる予約経路を強化するだけで自社の資産になりません。OTAでの評価維持と並行して、自社サイトへの口コミ蓄積を進め、直接予約の比率を高めるのが中長期の正解です。

Q. 口コミの依頼はチェックアウト時とメール、どちらが効果的ですか? A. 両方使うのが最も効果的です。チェックアウト時に口頭+QRコードで依頼し、回答がなかったお客様に翌日フォローメールを送る2段構えにすると、回収率が大きく上がります。

Q. 民泊や小規模旅館でも同じ方法で増やせますか? A. 増やせます。むしろ小規模施設ほどオーナー自身の顔が見えるため、パーソナルなお願いが効きやすい傾向があります。メッセージ機能での依頼と、自社サイト・SNSへの掲載の組み合わせがおすすめです。

Q. ネガティブな口コミを書かれたらどうすればいいですか? A. 放置せず、24〜48時間以内に「お詫び+具体的な改善策」で返信しましょう。返信は書いた本人だけでなく、これから予約を検討するすべての人に読まれます。誠実な返信はむしろ信頼を高める材料になります。

まとめ:宿泊施設の口コミは「仕組み」で増やす

  1. チェックアウト時の声かけを全スタッフに浸透させる
  2. 翌日メールで確実にフォローアップする
  3. 客室カード・POPで受動的な依頼導線を作る
  4. 宿泊施設に特化した質問で具体的な口コミを引き出す
  5. 自社サイトに掲載してOTAに頼らない集客基盤を作る

特別なスキルは不要です。毎日の業務フローに口コミ依頼を組み込むことで、3ヶ月後には大きな差が生まれます。


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この記事を書いた人

こえポスト編集部

お客様の声・口コミマーケティングの専門チーム。サロン・クリニック・士業など、スモールビジネスが「お客様の声」を集めて売上につなげるための実践ノウハウを発信しています。

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